なめる
左之助は、もう限界だった・・・・・
剣心と、最後に交わってから、もう1週間が経過していた。
こんなに長い間、剣心が左之助と交わろうとしなかったのは、初めてだった。
左之助が剣心と出会う前は、こんなに溜める前にさっさと自分で済ませるか、
遊郭にでも行って処理していた。
しかし剣心と出会って、彼を好きになって・・・
剣心が飽きもせずに自分を求めてくれて、
左之助も、何故か剣心に悪い気がして、自分で性欲を慰めようとはしなくなった。
この1週間、自分の中を暴れる性欲を、剣心に悪い、という気持ち1つでなだめてきた。
しかし、もう限界だった・・・・・
「けっ・・・剣心が、悪いんだからな・・・・・」
左之助は、申し訳なさそうに服の中に手を差し入れ、自身を軽く擦る。
すぐさま、そこから甘い快感が体中を駆け巡る。
服を着ている事がまどろっこしくなって
片手で自身を慰めながら、もう片方の手でなんとか脱ぎ捨てた。
「ん・・・・ぁっ・・・」
自身を包む手の動く速さも、だんだんと速くなる。
次から次へと、甘い喘ぎ声が漏れる。
しかし、こんな時に考えてしまうのは、剣心の顔だった・・・
体は確かに快感を追いかけているのに、心は何故か冷めてきた。
剣心が恋しい・・・
恋しくて、恋しくて、胸がつぶれそうで・・・・・
「けん・・・し・・ん・・・・ぁん・・」
自身への愛撫も、全てが剣心がくれるものに感じられる。
だけど、どこか剣心のものと違って・・・・・
体だけが、のぼりつめていく。
「剣心・・・はぁっ・・・・・けんしぃん・・・・!」
限界はすぐ目の前まで来た。
その時・・・・・
「何をしているのだ、左之助?」
「ぇ・・・・・?」
扉に寄りかかり立っていたのは、剣心だった。
「なッ・・・なんで、けんしん・・が・・・・」
「そろそろ、左之助が寂しがっている頃だろうと思ってな。
でも、まさか自分で処理するほどだとはな。」
左之助の自身は、驚きのため萎えてしまっていた。
が、この格好を見れば、何をしていたかなど、明らかであろう。
扉から背を離すと、じわじわと左之助に寄ってきた。
「やっ・・・くっ、くんなっ!」
その言葉を無視して、剣心は左之助の真横まで来ると、その場にしゃがみこんだ。
近くで見る剣心の瞳は、冷め切っていた。
まるで、人斬り抜刀斎に戻ってしまった時のような・・・・・
怖い・・・・・
咄嗟に、左之助はそう感じていた。
「俺に内緒で、ここをいじっていたのか?悪い子だ、お前は・・・」
「剣心が、剣心が俺の所に来ないからだろ!!」
「だったら、お前から俺の所に来ればいいんだ。
さて、これからたっぷり相手をしてやろう。
まずは・・・」
そう言うと、左之助の鉢巻を取ると、それを左之助の自身にきつく縛りつけた。
更に、抵抗する腕を押さえつけると、懐から長めの手拭を取り出し、
左之助の両手首を体の後ろでひとくくりにしてしまった。
そのまま左之助をうつ伏せにして、左之助の顔の前に座り込む。
手拭はかなり固く結ばれているようで、解こうと動かすたびに手首に食い込んでくる。
これから、何をされるのか怖かった・・・
見上げると、剣心と目が合った。
その目は、いつも自分を暖かく包んでくれる物ではなかった・・・・・
「・・・・・めろ。」
「・・・へ?」
「・・・俺のを舐めろ。俺をイかせられたら、お前のも可愛がってやる。」
「だけど、これじゃあ手もろくに使えないじゃねぇか!!」
顔の前で、手を振ってみせる。
それを見て、剣心は何故か口にうっすらと笑みを浮かべた。
「手を使わずにやるんだ。」
「・・・・・はぁ?そんなんむり・・・」
「それなら、ここは・・・・・」
そういうと、剣心は左之助の自身に結びつけた紐の片方をひっぱるとパッと放してみせる。
そのせいで、左之助の背は綺麗に反り返り、口からは甘い吐息が漏れた。
「ここはこのまま縛って剥き出しのまま、両手もどこかに縛り付けて、俺は帰るとしよう。
自分で処理も出来ず、俺の所に来ることもできないままお前はただ耐えるしかなくなるんだ。」
剣心は左之助の既に張り詰めて限界に来ている自身を指で軽く弾く。
今の刺激だけでも十分にイけただろうに、縛り付ける紐のせいで熱は逆流していくばかりである。
手を使わずに剣心のを舐めるなんてできない・・・
でも、それをせねば、今の剣心はさっき言った事を本当にしでかすだろう。
つらいのはもちろんだし、それにもし、来客があったら・・・・・?
左之助はその先を考えるのが恐ろしくなって無理やり思考を止めた。
ようは、やるしかないのだ・・・・・・・
「・・・・かった・・・・・、やる・・・」
「そうか。ならば、早くやるんだ。」
剣心は壁に背を預けて足を広げて座り込んだ。
左之助は、意を決して剣心の前に正座の形で座る。
まずは袴を脱がせにかかった。
腕を使えないので、どうしても胸を突き出すような格好になってしまい、凄く恥ずかしかった。
しかも、剣心は待ってましたとなかりに、胸の飾りへと手を伸ばしてきた。
「あんっ・・・ぁ・・・・・」
その刺激に時々動きを止めながらも、どうにかして袴を脱がせようと動いてみせる。
しかし、どうやっても袴はさすがに手を使わずには脱がせられなかった。
「・・・・剣心・・その・・・、袴は自分で脱いでくれねぇか?」
「できないのか?仕方がない奴だ。
では、『俺のために袴を脱いでください』と言えたら脱いでやろう。」
「っ・・・・そんな・・・」
「言えないなら、俺は動かない。それに、今日は待たされたくない。
あまりに遅かったら、俺は帰るかも知れないぞ?もちろん、お前を放って出て行くことはしないがな。」
それだけは耐えられない。
左之助は顔だけ剣心に向けると、震える唇を必死に動かして、淫らな言葉を紡ぎだす。
「おっ俺のために、袴、脱いでください・・・・・」
「ふっ、しょうがないやつだ。」
剣心はすっと立ち上がるとささっと袴を脱いでしまい、再び同じ位置に座る。
左之助は、目的の場所へあわせるために、剣心の前にうつ伏せた。
「左之助、腰はしっかりあげてやるんだ。」
剣心の言葉にはもう逆らえない。
恥ずかしくて恥ずかしくて。
それでも必死に足を引き寄せて腰を上げた。
後ろ手に縛られているせいで、今度は腰だけが上がった姿勢になってしまった。
羞恥に震えながら、それでも、必死に目的の場所を今日初めて見た。
目の前には白い褌が見えた。
そしてその中には、外からでもわかる位張り詰めた剣心の自身が隠れているのだ。
それを見ただけでも、左之助の自身は反応を返す。
もう剣心がほしくて仕方がなかった。
いよいよとばかりに左之助がそろそろと口を布に近づける。
褌なら、完全に脱がせなくても大丈夫だろう。
そう考えた左之助は、口で前の布を噛むと横にひっぱった。
すると、左之助と同様に張り詰めた剣心の自身が露になる。
何度見ても、この大きさには圧倒されてしまう。
ついつい剣心のそれをじっと見てしまっていたらしい。
「そんなに物欲しそうな顔で見ているなら、さっさと始めろ。」
そんなことを言われて、更にが赤く染まる。
これ以上何かを言われる前に、左之助は意を決し、そろそろと剣心の先端に舌を這わせた。
一瞬、剣心のくぐもったような声が聞こえた。
こんなことをさせられても、それでも嫌いになれない
愛している相手を感じさせられた事に、左之助の理性は完璧に吹っ飛んでしまった。
夢中で舌を動かし、たまに口に咥えるとちゅぅっと吸ってみる。
左之助の施す刺激1つ1つに敏感に反応をしめしてくれる剣心。
左之助は一心不乱に剣心のそれにしゃぶりついた。
その時、ふいに剣心の手が左之助の前に伸びてきてすっと指を滑らした。
忘れていた自身の状態に、左之助はあからさまに体を震わせた。
しかも、もう片方の手は左之助の双丘に伸びると、突然指を蕾に捻じ込んできた。
すぐさま指は2本に増え、予想もつかない動きをして、中をほぐしていく。
ついつい剣心への奉仕が疎かになってしまった。
「さの、俺のを舐めるのを忘れてもらっては困る。」
必死に舐めた。
剣心の刺激のせいで、たまに剣心のに歯を当ててしまったが、それさえにも快感を得てくれた。
その彼も、どうやら限界が近いらしい。
今まで以上に熱い愛撫を加える。
根元の方まで舌を這わせては突然吸い付き、先端に戻れば、小さな入り口を舌で刺激したり・・・
そして左之助が先端に吸い付いたとき、いきなり剣心が左之助の髪を掴むと口から自身を出させた。
その瞬間左之助の歯にあたり、剣心は達した。
当然、剣心の吐き出した白濁の熱は左之助の顔にかかって、左之助は咽込んだ。
しばらく左之助が放心したようにぼっとしていると、剣心は左之助の頬に指を滑らし、
それを左之助の前に持ってきた。
「俺のを全部舐めろ。そしたら、イかせてやろう。」
左之助は、何を言われたのかあまり理解できないまま、今度は指にしゃぶりついた。
溜まっていたのか、剣心のはひどく苦かった。
だが、何故かやめようという気は起きなかった。
頃合を見ては指を引き抜いて左之助の顔に指を滑らすと、再び口に含ませる
剣心は何度もその行為を続けた。
やっとのことで、左之助の顔から剣心の吐き出した物はなくなった。
「さぁ、左之助。お前は俺のこれが欲しいのか?」
唐突に切り出すと剣心は左之助の顔の前に自身を突き出す。
とうに理性の飛んでいる左之助はただただうなずいていた。
「じゃあ自分で入れてみろ。俺が押さえててやるから」
剣心は仰向けに寝そべると左之助を自分の上に導いた。
そして、自身の上に膝立ちさせると双丘を指で割り開いた。
左之助は静かに腰を落としていく。
蕾に剣心の先端が当たった瞬間、ぴくっとしたが、そのまま更に腰を落としていった。
「ぁ・・・はぁっ・・・ん・・・・・・」
剣心のそれはすんなりと左之助の中に収まった。
すぐさま剣心は腰を使い始めた。
「あぁんっ・・・けん・・し・・・・」
無意識に左之助の腰も剣心の動きに合わせて動き始めた。
お互い限界はすぐそこにまで来ていた。
でも、左之助は自身を戒める紐のせいで絶頂には達せない。
生理的な涙が左之助の頬を伝う。
「左之助、イきたいか?」
「んもぅっ・・・イきっ・・・・けんし・・ん・・・・」
剣心はふっと微笑むと左之助を戒めていた自身と腕を解放すると体勢を入れ替えた。
「左之助・・・愛してる」
「おっおれも・・・・・すき・・・・だ」
お互いがお互いを掻き抱くようにすると、剣心は腰の動きを速めた。
「あぁぁ・・・け・・・んしんっ・・おれ、もう・・・」
「拙者もでござるよ・・・一緒にイくでござる・・・」
限界の狭間で、剣心の口調が変わった事にポッと胸に明りが灯ったような感覚にとらわれ、
左之助は今日初めて心から満たされた気がした。
「イくぞ、さの・・・」
「けんしん・・・・・あぁぁぁっ!」
限界まで張り詰めていた左之助が熱を放出すると同時に、剣心も左之助の中で熱い迸りを叩きつけた。
「左之助、すまないのだ・・・こんな事して・・・・・怒ってくれでござる・・・」
「そりゃ怒られても仕方ない事したよな、剣心は・・・・・」
左之助は達したあと、寝転んだままそっぽを向いている。
「本当にごめんでござる!拙者・・・」
「でも、剣心が来てくれたから・・・・・それで、俺を・・・抱いてくれたから。
もう良い・・・・・」
「さのっ!!」
「でも・・・どうして1週間もその・・・してくれなかったんだ?」
そっぽを向いたまま、つぶやくように問う。
「・・・拙者、さのに愛されてるのか、不安だったでござる・・・
いつも拙者からさのを求めてる気がして・・・
だから、さのに触れなくなったら、さのから求めてくれるかと思って・・・
でも、やっぱり拙者の方がもたなかった。それで、今日訪れてみたらさのが・・・
拙者に頼らず、1人でしてて、拙者は必要ないんだ、って見せられた気がして、それで・・・・・」
左之助は剣心の方に振り返った。
自分を見つめていた瞳は、謝罪と、心のそこから自分を愛してくれている色が簡単に見て取れた。
「俺が・・・俺が好きでもない相手とその・・・こんな事すると思ってたのか?
特に男なんて・・・・・剣心じゃなかったらぜってぇいやだかんなっ!
ずっと、この1週間ずっと、剣心に剣心に悪いって思って、
でも、自分から剣心の所にいくなんて出来なくて・・・ずっと耐えてたけど、もう限界だったんだ・・・
今日までずっとあんなことしてなかったんだぞ?」
「さの・・・・・本当に悪かったでござる。」
やっぱり、自分はこの男を一生嫌いになんてなれない。
どんな事されても、許してしまう。
でも、そう簡単にそんなことは言ってやんない。
「じゃあ、もう2度とこんな事しないか?」
「はいでござる」
「俺の事信頼するか?」
「はいでござる」
「俺の事、離さないでいてくれるか?」
「絶対に、離さないでござる」
もう十分だ。
これだけで、十分だ・・・・・
左之助は体を起こすと剣心に軽く口付けた。
「・・・絶対に、離すなよ?」
「・・・・・、はい、でござる」
剣心は優しく、深く左之助を抱きしめた。
それに答えて、左之助も剣心の背に自分の腕を回した・・・・・
☆管理人からのコメント☆
(爆死)
何故裏物を書くと、こうもノリノリに書けるんでしょう・・・?
(核爆死!)
剣心、鬼畜すぎだよっ!!
いや、剣心が攻めなら絶対に鬼畜だ!というか抜刀斎に戻ってる!と思いまして、
でも書いてるうちに思ってた以上に剣心が暴走(笑)してくれまして・・・
まぁこんな事になりました、あは☆(爆)
さのすけぇ〜、ホンマごめんよぉ〜><
私のサイトで書かれる受けの子は絶対に鬼畜な攻めにやられちゃう運命にあるんだよ、うん!(爆)
「なめる」ってお題を見て、ず〜っとどうしようか悩んでたんですが、ポッとこのネタが浮かんだんですよね〜
手を使わずにご奉仕v
エロチックじゃありません??(爆)
ホントノリノリでしたね〜
でも、最後はありきたりですみません(^^;)(爆)
途中まで書いて、1回詰まっちゃってたんですが、剣心が最初に「舐めろ」と命令した辺りから最後まで、無心で最後まで書いてたら、
いつのまにか2時間経ってましたから(笑)
・・・・・自分の思考の腐り具合が恐ろしくなってきた(・・;)
気分を害されたら・・・・・すみません><
管理人はこんなやつなんだと割り切ってお付き合い下さい(爆)
それにしても、書いててちょこっと困った事がありました・・・
何故か小説の最後の方に書いてたら、1回左之助を翼宿って打ち込んじゃったんですよ(^^;)
まぁすぐにやばっと思って書き直したんですけど・・・
そのあとも何故かそれをひきずって左之助って打とうとする度に翼宿が出てきて・・・
挙句には剣心が井宿になりかけて、口調も「ござる」から「なのだ」に変わりかけて語尾が思いつかなくなった始末・・・
ちちたす不足なのでしょうか、私・・・?
書きたいと思いつつ、これでも一応受験生・・・ホントはこれも勉強の合間に打ってしまっていたり(・・;)
・・・勉強に舞い戻ろうと思います(爆)
更にもう1つ困った事が・・・
こんなエロい文書いてるのに、「褌」って打つのはマジはずかった><(笑)
漢字にして少しは抵抗減りましたが・・・
もう打ちたくないですね(苦笑)
今回の後書き、(爆)が多い・・・
爆発しすぎて火薬なくなりました(爆死)